2019/03/16 00:30
金属への穴空け作業
用途に応じて金属に穴あけをしていきます。
ハンドドリルでも先端工具を取り付ければもちろん可能ですが、穴あけのドリル(ボール盤)があった方が便利です。
対象に垂直な穴あけが可能である事、トルクが強いので穴あけのスピードが段違いで行えます。
試作品くらいであればどちらでもOKですが、1月の注文数が増えてくると、とてもハンドドリルでは追いつきません。
削り・研磨どちらもこなすリューター
作品に穴を開けると金属の破片が穴の周りに発生しますのでハンドリューターやヤスリを使用してエッジを滑らかにしていきます。
作品の仕上がりに影響してきますので、注意のいる作業です。
削りを多くすると角が丸くなり、とても柔らかい印象に。
限りなく角を残すと、金属の質感が残り硬い印象の作品になります。
様々な形の先端工具が作品の幅を広げます
リューターに関しては先端を取り替えて磨きに作業にも使用しますので、一台あると重宝します。
下記写真は当ショップで販売しているセントレイの仕上がりです。12mmサークルに1.5mm穴を開けてピアス金具に接続していきます。
槌目模様と、程良く凹を持たせて無骨さを残しながら女性らしい印象としました。
穴のあいた作品に仕上げを施した後は、いよいよ磨きの作業にかかります。